「シリコンバレー」の由来と現在〜日本にもあったシリコンバレーのようなところとは

シリコンバレーとは

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シリコンバレーという言葉は、2000年頃には経済に関するニュースでよく見かけました。

「日本企業の〇〇がシリコンバレーに進出」「中国のシリコンバレーを視察」などと報道され、ある特定の地域を指す言葉にもなってきましたよね。

そこで今回は改めてシリコンバレーについて説明すると共に、なぜ世界中の一定の地域がシリコンバレーと言われるか、また日本のシリコンバレーについて解説していきます。

 

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シリコンバレーの由来とは

シリコンバレーとは、米国カリフォルニア州サンフランシスコ市の南部に位置するサンタクララ・サンノゼ・パロアルト地区の名称で、公的な地名ではないある一定の地域一帯を指す通称です。

 

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GoogleMAPで「シリコンバレー」と検索した時にでてくる場所です。


シリコンバレーの由来は、主原料をケイ素とするシリコンを材料とする半導体メーカーやそれに関連するコンピュータメーカー・ソフトメーカーなどのIT企業が集まっていること、そしてその地形が渓谷であったことから来ています。

 

 

シリコンバレーの概要

シリコンバレーは、この地域の中心に位置するスタンフォード大学出身の技術者がヒューレットパッカードなどのエレクトロニクス企業を設立し、さらにインテルなど半導体メーカー誕生の素地を作ったショックレー半導体研究所が設立されたことが始まりとされています。

その後半導体メーカーが集積すると共にベンチャー企業への融資が盛んになり、起業家も集まる地域になっていきました。

そして1980年代のPCの隆盛と共にアップルやサンマイクロシステムズなどのコンピュータメーカーが設立。

1990年代には、ソフトウェアやインターネットの発展を契機にヤフーやグーグルが設立されています。

このような歴史的な経緯により、シリコンバレーは世界で名だたるIT企業が集積する地域となりましたが、現在においても先端産業の集積地、研究開発の拠点、若手起業家やベンチャーキャピタルが集まる地として発展が続いています。

 

シリコンバレーに拠点を置く有名企業

2019年現在においても、多くの先端的なIT企業がシリコンバレーに本社を置いています。

半導体メーカーとしてはインテル・NVIDIA・AMD、コンピュータメーカーとしてはアップル・ヒューレットパッカード(HP)、ソフトウェアメーカーとしてはアドビシステムズ・オラクル・シマンテックなどが挙げられます。

検索エンジンやYouTubeを運営しているGoogle(アルファベット)や、世界最大のSNSであるフェイスブックもまたシリコンバレーに本社を置いています。

このような企業の集積に伴い、商機や人材の獲得、オープンイノベーションやスタートアップを目指し、世界中の企業が研究所などといった形でシリコンバレーに拠点を設置しています。

ホンダ・トヨタ・日産といった日本企業もシリコンバレーに拠点を置いており、シリコンバレーとその周辺地域を合わせると日系企業数は913社にも及ぶそうです。

 


参考
ジェトロベイエリア(北カリフォルニア)日系企業実態調査)2018年8月

 

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日本にある(あった)シリコンバレーようなところ

シリコンバレーの成功により、世界中のIT産業集積地に「〜のシリコンバレー」といった通称が付けられるようになりましたが、特に近年の日本では渋谷と六本木が挙げられることが多いようです。

 

渋谷(ビットバレー)

東京の渋谷はインターネット関連のベンチャー企業の集積地となっており、渋谷の地名における「渋い(Bitter)」と「谷(Valley)」、また報量の単位の「ビット」をかけて「ビットバレー」と呼ばれています。

サイバーエージェント、DNA(ディー・エヌ・エー)、GMOインターネット、ミクシィといった日本のIT大手企業が本社を置いており、グーグル日本法人も2019年後半に渋谷への本社移転を予定しているそうです。

 

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グーグル日本法人は2000年前半は渋谷だったので戻ってくる感じですね。

 

六本木(ヒルズ族)

シリコンバレーといった名称とはちょっと異なりますが、六本木ヒルズを中心とした東京の六本木もまたITベンチャー企業の集積地として有名です。

六本木ヒルズには、その昔ホリエモン率いるライブドアから始まりヤフージャパンも本社がありました。

その後キュレーションニュースアプリのグノシー、SNS運営のグリー、フリマアプリ運営のメルカリなどが本社を置いており、グーグル日本法人も渋谷に移転するまでは六本木ヒルズに本拠を置いています。

 

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シリコンバレーについて まとめ

シリコンバレーは米国カリフォルニア州サンフランシスコ南部に位置するサンタクララやその周辺地域を表す通称で、その名称は同地域がシリコンを原料とする半導体産業の集積地だったことに由来します。

シリコンバレーはその後、IT産業と企業家の世界におけるメッカとなったことで、世界中のIT企業やベンチャー企業の集積地にもまた「〜のシリコンバレー」と呼ばれるようになりました。

近年の日本では渋谷(ビットバレー)や六本木(ヒルズ族)が日本のシリコンバレーとして有名となっています。

 

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