退職時期って重要なの?自分にとっても会社にとってもベストな退職時期を考えるポイント6つ

繁忙期を避ける 仕事辞めたい

退職は好きなときにできるよう法律で決まっています。

退職時期は自分が決めることなので自分が「辞めたい」と思うタイミングがベストな退職時期ですが、自分にとっても会社にとってもベストなタイミングあればその時期で退職をしたいですよね。

しかし、実は多くの人が会社にとってもあまりよくない退職時期だけでなく、自分にとってもよくない退職時期に退職しています。

今回はベストな「退職時期」を考えるにあたって6つのポイントをご紹介します。

 

コンサル山田
コンサル山田

「自分が辞めたいとき」がベストな退職時期なんだが、かといって準備もせずにすぐに辞めて後悔したり、ズルズル居残って退職時期を見失う人がいるからな。

 

秘書ひとみさん
秘書ひとみさん

会社にとっても自分にとってもベストなタイミングで退職できるといいですね。

 

退職時期で大切な6つのポイント

退職時期を考えるポイント

 

「退職するタイミング」は希望の求人に応募し、無事内定をもらってからできるだけ早い時期が理想です。

しかしお世話になった会社であるほど自分の退職のせいで迷惑をかけるのは避けたいと思うのも当然です。

 

コンサル山田
コンサル山田

できれば円満退社したいものだ。

 

ちょっとでも会社に迷惑をかけないよう、または辞め時がわからなくなってズルズルと働き続けないよう「退職時期」を考えるポイントを5つご紹介します。

 

「退職」は2〜3ヶ月かかることを認識しておく

退職時期は、退職を決意してから2〜3ヶ月はかかるということをまず認識しておきましょう。

退職を決意して転職活動を開始し、すぐに内定をもらってもそこから退職届を提出して引き継ぎをして…と考えると最短でも2~3ヶ月は必要です。

法律では退職届提出後2週間で辞めることができると定められていますが、実際にそうしてしまうとかなり自分勝手な印象を会社に与えてしまいます。会社とのトラブルにもなりかねません。

 

もちろん転職活動に手間取ってしまうと退職は更に延期となります。そのため退職時期を考えるのは転職に成功してからでも遅くはないでしょう。それまでは内定を取ることを優先順位の一番上に据えておいてください。

 

退職手続きについて
理想的な退職手続きを6つのステップでご紹介しています。
参考:「退職手続き」は慎重に!決して間違ってはいけない退職手続きを6つのステップで紹介

 

繁忙期は避けて退職

繁忙期を避けよう

 

転職を開始してから2〜3ヶ月後に繁忙期が来る場合は転職活動をずらした方がよい場合もあります。

日々の業務に追われて引き継ぎの時間を十分に取ることができず、落ち着きなくバタバタと退職までの時間を過ごすことになりかねません。

万が一引き継ぎの漏れがあると、転職後にも関わらず何かしらの対応をしなければならないこともありますし、他の同僚にとっても「忙しい時期に辞めて、仕事を増やされた」という印象が残ってしまいます。会社にとっても繁忙期は人手が何よりも大切なので、かなり粘り強く引き止めの説得をされるかのうせいもあります。

そんな引き止めを断るのにも大変な思いをしますし、強く断ると「喧嘩別れ」のような印象が残ってしまい、会社からは「恩知らず」「強硬に辞めて行った」というイメージを抱かれかねません。かといってその引き止めに応じてしまうと、ずるずると退職が先延ばしになってしまい辞めるタイミングを失ってしまいます。

以上の引き継ぎの時間がとれない、強く引き止められる可能性があるという2点から繁忙期の退職だけは避けるようにしましょう。

 

新体制が決まる前に退職

できるだけ会社に迷惑をかけたくない場合には1月や4月など、新体制が決まる時期を狙って退職を決めましょう。

仕事の区切りをつけやすく、かつあなたがいなくなった穴を埋めるよう会社も体制を組むので、期の途中で辞められるよりも会社への負担が少なく済みます。新しく人が入ってくるので、やはり会社にとって欠員が出ても補いやすい時期です。

新体制が決まってから退職の意思を報告しても遅いので、新体制の決定に入る2〜3ヶ月前に上司には退職する意向を伝えましょう。

それまでに転職先も決めておく必要があるので、かなり前もって動いておくことが大切です。

 

後輩が一人前になったタイミング

自分の直属の後輩が育って自分と同じくらいのスキルを得たら、そこまでいかなくても一通り仕事を一人で回すことができるようになったら退職しても大丈夫だと判断することができるはずです。

あなたがやっていた仕事を後輩がやりながら、新しい人員を補って育てるという会社として健全なサイクルが生まれ、それは会社にとっては当然のことです。迷惑をかけていると思う必要はありません。

また後輩が自分と同レベルまで仕事ができれば、引き継ぎ作業が格段にスムーズに進みます。

余計なマニュアル作成などに時間を割く必要も無くなり、手間も時間も省くことができるため結果転職を決めてから退職するまでの時間を短縮することができます。

 

 

ボーナスはもらってから退職

ボーナス時期を狙う

 

ボーナスは働く上での大きなモチベーションです。退職することを心に決めたら、ボーナスだけでもちゃんともらって辞めることは大切なことです。

ボーナス支給のタイミングは7月、12月、3月など会社によって異なりますが、ボーナス支給月の1ヶ月前程度から転職活動を始め、ボーナス支給月には次の転職先が内定しているのが理想です。

確実にボーナスをもらうためにも、退職の旨を通知するのは支給後にしましょう。大企業はボーナス支給について事細かに規定があるためトラブルは少ないのですが、中小企業では上司や経営者の心象によって支給額が決まる場合があります。ボーナス支給前に退職したい旨を伝えると、支給額を減らされてしまったり、ひどい場合には「辞める場合には支給の対象にならない」と全くもらえなくなることもあります。

 

そのためにも支給後1〜2週間後を目安に退職届を提出するのが無難なので、既に内定をもらっていたとしても少しの間胸に秘めておくことをおすすめします。

ボーナスは「半年間の働きを評価して与えらえるもの」であり、「これからも働いてもらうためのご褒美」ではないので本来は支給後に退職しても何も気にする必要はありません。しかしやはり「ボーナスだけもらってさっさと辞めた」という印象が会社に残ってしまっては気まずい思いをしてしまいます。誠実に会社に尽くした、という印象を残すためにも引き継ぎ期間は十分取ることが大切です。

また現職よりも転職先のボーナスの支給額の方が格段に多いという場合は、転職先での初ボーナスが多くもらえるよう調節して動いてみてもよいでしょう。現職のボーナスは諦めなければならないかもしれませんが、結果より多くの額が手元に入ってくる場合もあります。(入社後◯ヶ月以上の社員からボーナスの対象としている会社もありますので注意してください。)

会社のボーナス規定にしっかりと目を通し、戦略を練ってから退職を申し出ることが大切です。

 

求人が急増する1月~3月頃を狙う

一般的に企業の新体制が始まるのはカレンダー通り4月です。

1月から採用を強化して2月、3月に内定という企業がほとんどなので、そのタイミングで退職に向けて動くと世間の流れに従って比較的スムーズに退職することができます。

また求人が増えるためにチャンスも多く、転職活動も比較的手間取ることなく進められる時期だと言えるでしょう。つまり転職をするのに1年で最も適した期間なのです。

たとえば年末に退職を決意するとします。1月から動き出し、2月に内定をもらうことができればその時点で退職届を提出し、3月には引き継ぎ、有給消化後退職を完了させ、4月の1日から転職先で働くことができます。

新体制が始まったばかりだと転職先でも比較的なじみやすく、新人たちがたくさんいるため他の人たちから色々と教えてもらいやすいというメリットがあります。

「なんとなくずっと退職を考えているけれども動き出してはいない」「希望する求人案件がない」という場合には1月〜3月を目安に活動を開始してみるのも1つの選択肢として持っているといいでしょう。

 

 

「退職時期」に必ずは無い

自分のタイミングで辞める

 

ここまで退職時期を決めるタイミングをお伝えしましたが、実際には退職時期は「必ずこの時期が良い」というのはありません。

就業規則に「退職時には1ヶ月以上前に通知すること」などという記載があるはずなので、内容を確認してから自分が辞めたいと思うタイミングで辞めるのが一番です。

欠けた人員を補い、穴を埋め普段通り業務を回すのは会社の役割です。あなたが辞めることで迷惑をかけてしまう、という心配は無用です。

転職活動を開始し、転職先が決まって退職するまでには2〜3ヶ月はかかってしまいます。転職活動が長引くと、その分退職までの期間も長引いてしまいます。自分の転職活動の進み具合に応じて、退職時期を逆算していくことが大切です。そして自分で決めた退職時期が自分にとって最適になるよう引き継ぎなどの準備を進めておきましょう。

 

また注意しておきたいことが1つあります。

退職は「報告」するもので「相談」するものではありません。「まだ決まっていない」「退職を考えている」というように心が定まっていないうちに上司に伝えてしまうと、「相談されている」と捉えられてしまい、辞めさせてもらえないこともあります。

強い引き止めにあったり、転職活動をしないよう無理強いされたりと身動きがとれなくなってしまいます。後任が見つかるまでいてほしい、と言われて数ヶ月経過してしまったり、「役職を与えるので留まってほしい」と言われて応じると一時的なポジションを与えられただけだったり、というようなトラブルが発生しがちです。

そうなるとあなたにとって何のメリットもなく、かつ「お世話になった分誠実に辞めたい」と思っていた会社への気持ちもなくなってしまいます。

そのため「退職が心に決まっている」なら付け入る隙を与えないことが何よりも大切です。

「もう内定をもらっていて、転職する決意をした」という「報告」を行うようにしましょう。そうすれば無理に引き止められることもないので強く断る必要もありません。

結果として会社との仲を良好に保ったまま退職することができるようになります。

 

円満退社を目指す
お世話になった会社なら円満退職を目指したいですよね。
参考:まずは円満退社を目指そう!ダメなら自分の人生を第一に考えて行動を

 

退職時期で重要なこと まとめ

退職時期について「自分にとっても会社にとってもベストな退職時期を考えるポイント5つ」をご紹介してきました。

必ずこの時期が良いというタイミングがありませんが考え方として5つのポイントは抑えておきましょう。

 

退職時期を考える6つのポイント
  • 退職まで2〜3ヶ月かかる
  • 繁忙期を避ける
  • 新体制の前に退職
  • 後輩が育ったタイミング
  • 求人が増える1〜3月
  • ボーナス支給後

退職の通知と引き継ぎさえしっかりとしておけば何も後ろめたい思いをすることはありません。

あなたのキャリアなのであなたのタイミングで退職することをおすすめします。

 

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