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「出戻り」について一度辞めた会社に戻るメリット・デメリットを分かりやすく解説



出戻りとは

最近増えてきた『出戻り(社員)』という言葉。

出戻り」を辞書で調べてみると、「一度出かけて、途中でもとに戻ること。」「嫁いだ女性が、離婚したり、夫と死別したりして生家に戻ること。」などと説明されています。

一般的には、後者の離婚をして実家に戻る、という意味として認識している人が多いのではないでしょうか。

しかし転職や退職した人が元々いた会社に戻ることを『出戻り(社員)』と言うことが増えてきています。

この記事では離婚による出戻りではなく、退職した人が元の会社に戻る『出戻り(社員)』について解説していきます。

出戻りとは

出戻り

なんらかの理由で一度会社を退職し、再び同じ会社で働く人のことを、出戻り社員と言います。


退職理由は様々です。

別の会社や仕事に興味を持ったり人間関係が嫌になったりして転職する人もいれば、出産や育児、病気の治療や親の介護などが理由で転職せずに退職する人もいるでしょう。

 

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出戻りの社員側メリット

出戻り社員には、新入社員や他社からの中途入社の人にはないメリットがいくつかあります。



知っている会社に戻れる

新しい環境で仕事をするのは、慣れるまでなかなか大変なものです。

その点、出戻り社員は以前働いていた会社ということで、仕事内容や社内の雰囲気がよく分かっているはず。

就職前と就職後のギャップをあまり感じることなく働くことができるでしょう。
離職する人の理由の中で、最も多い理由がこのギャップによるものと言われています。出戻り社員は一度勤めた会社なので、良い面はもちろん、悪い面も理解した上で再就職していることになります。

ギャップを感じたことによる退職は考えにくいため、会社側にとっても安心ですよね。

 

戻る会社がよく感じる

一度他の会社に転職した場合、新しい会社の良い面・悪い面を感じているはずです。

出戻りするということは、新しい会社より当初働いていた会社の方が良かったということですよね。以前勤めていた時より、戻る会社に対する印象はよくなっていることでしょう。

 

即戦力として活躍できる

会社に就職すると、最初は研修などが目白押しです。実際に仕事を始めるとなっても、OJT期間として教育係の先輩と一緒に仕事をする期間が設けられていることが多いです。

一方、出戻り社員であれば、ほとんどの場合が以前に経験した仕事内容となるので、そこまで多くの研修や教育を受ける必要がなく、即戦力としてすぐに活躍できそうですね。

 

採用までが早い

新卒採用の際は、その人がどのような人なのか見極めるために、何度も面接を繰り返して採用か不採用かを決定します。

しかし、出戻り社員であれば、会社側は以前に勤めていたということでスキルや長所・短所をよく理解しているはず。

採用するまでの選考にかかる時間がかなり短縮されることでしょう。会社側と社員側、お互いに時間のロスが少ないのはありがたいことですね。

 

出戻りの社員側デメリット

出戻り社員には、メリットだけではなくデメリットもあります。



退職原因が解決されていない

退職を決めたのにはなにか原因があるはずですよね。

病気療養のために退職したけど回復した、出産育児のために退職したけど子どもの預かり先が確保できた、など、退職の原因が解決されて戻るケースは問題ありません。

一方で、仕事内容や会社に対して不満を感じて退職した場合はどうでしょう。

転職したかったが雇ってもらえなかったので仕方なく戻ってきた、というように、退職原因が解決されていないことも考えられます。

 



悪い方向に変わっている可能性も

退職してから出戻りするまでの期間に、会社の方針や人間関係が大きく変わってしまっている場合もあります。

良い方向に変わっていれば問題はありませんが、悪い方向に変わっているとギャップを感じて嫌になってしまうかもしれません。

 



よく思わない社員もいるかも

快く出戻りしてきた人を受け入れてくれる社員もいれば、中にはそうでない社員もいるかもしれません。

特に転職のために一度会社を去った人には、「裏切り者」「意志が弱い人」というイメージを持つ人が少なからずいるでしょう。

直接何かを言われるわけではなくとも、雰囲気でそのような状況を感じ取ってしまう敏感な人や、周りの目を気にしてしまう人には少し辛いかもしれませんね。

 



2回目は辞めにくい

一度退職して戻ってきたのですから、二度目の退職はさすがに気まずいですよね。

出戻りを決断する際は、今度はよっぽどのことがないと辞めないという強い気持ちが大事です。

 

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出戻りの会社のメリット

今度は会社側のメリットについて見ていきましょう。



知っている人なのでコミュニケーションが楽

社員側ももちろんですが、会社側にとっても、全く中身を知らない人よりある程度どのような人なりか分かっている人の方がコミュニケーションは取りやすいものです。

性格だけではなく、スキルや能力も大体は把握できているはずです。

そのため、どのような仕事を任せられるか判断しやすいですね。

 

即戦力となる

新人を一人前に育てるための研修や教育は、金銭面でも時間面でもかなりのコストを要します。

出戻り社員はいわば経験者。金銭的、時間的コストが少ないというのは会社側にとっても大きなメリットと言えるでしょう。

 

他社を経験しているので更にプラスになることも

転職のために退職した人は、他の会社での経験を踏んでいるわけですから、以前よりスキルアップしている可能性が高いですね。

他社での経験を生かして、以前勤めていた時よりさらに仕事の質が高まっていることが期待できます。

 

会社のイメージアップ

出戻り社員を積極的に受け入れることで、会社のイメージをアップできる可能性があります。

特に、結婚や出産などで退職した人を積極的に再雇用している姿勢をアピールすれば、会社としてのイメージアップにもつながるでしょう。

 

出戻り会社のデメリット

今度は会社側のデメリットを確認してみましょう。



出戻り社員をよく思わない社員がいる可能性も

出戻りをよく思わない社員がいると、職場の雰囲気が悪化することも考えられます。

即戦力が確保できたとしても、既存の社員のモチベーションを下げてしまっては元も子もありません。

 

トラブルが原因で辞めた場合それが解決されていない可能性も

もし何か会社側とのトラブルが原因で仕事を辞めた場合、そのトラブルの原因が解決されていない可能性もあります。

トラブルの原因としては、同僚や上司との人間関係によるものが考えられます。

同じ人とまた一緒に働く可能性もあるわけなので、それなりの覚悟が必要ですね。

 

出戻りOKの会社増えています

エン・ジャバン会社が人事担当者に行ったアンケートよると、出戻り社員を受け入れる会社は年々増加傾向にあり、会社側が受け入れる理由としては、やはり即戦力や安心感を挙げる会社が多数なようです。

出戻りが増えている

企業の出戻り(再雇用)実態調査2018(エン・ジャパンより)

 

また8割以上の会社が出戻り社員に対する職場の反応は良好と回答しており、再雇用後も仕事が円滑にできているケースが多いと見受けられます。

 

企業の出戻り(再雇用)実態調査2018(エン・ジャパンより)

 

参考 企業の出戻り(再雇用)実態調査2018エン・ジャパン

出戻りについて まとめ

出戻り社員について解説してきました。

以前に勤めていた会社で再び働くことには、メリットもデメリットもあるでしょう。

働く社員側はどちらもしっかり踏まえた上で、出戻りの決断を行う必要がありそうですね。

また会社側、特に人手不足に困っている会社は、出戻り社員の雇用を積極的に行うことで、苦しい状況の打開策となりそうです。

 

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